御社で女性人財の活躍を推進するための独自の人事制度や取り組みがあればお聞かせください。

産休育休業制度はどの会社にもあると思いますが、カーブスジャパンではそれを取得するのが当たり前。家庭を持ち子供を持っても、仕事をする事が当たり前という感覚を持っています。2008年以降、結婚や出産を理由に退職した社員はいません。育児休業取得前に経験やスキル、キャリアをしっかりと積んで、戻ってきた後も責任の大きな仕事を任せますし、ママさんでもキャリアを更に積む風土があります。また半年に一度、必ず上司との面談を設け、自分のキャリアプラン、ライフプランのすり合わせをし、それぞれの人生のゴールを達成するために、「今何をすべきか」という事を、本人と一緒に考えます。

御社で活躍している女性の事例を教えてください。

マネージャーの町田さんについてご紹介します。彼女は創業時からのメンバーで、チェーンの新しい取り組みを企画する部署でマネージャーとして活躍していました。もちろん今も活躍していますが、一昨年から昨年にかけて育児休業を取得し、現在は2人の子供（双子）を育てながら、時短勤務という形で仕事と子育てを両立しています。彼女は育児休業前にマネージャーという責任ある立場で仕事をし、スキルや経験を積んでいました。だからこそ、戻ってきた後もキャリアを積みスキルや経験があったからこそ、短い時間でもどんどんと成果を出して、活躍しているのだと思います。

今後、女性人財に期待していることをお聞かせください。

女性は頑張り屋さんで、成長スピードもとても高く、強くしなやかにご活躍される方が非常に多くいらっしゃいます。だからこそ、しっかりとライフプラン（結婚や出産も含みます）とキャリアプランを立てた上で、仕事に熱中して欲しいと思います。それをせずに働いていると、若いうちは良いのですが、30歳前後である時突然目の前の人生が見えなくなってしまう人が多々いらっしゃいます。きちんと将来を見据え、人生を設計しながら、納得感を持って仕事も人生も活躍して欲しいと思います。

最後に、今後のビジョンと女性人財の活躍の場の可能性についてお聞かせください。

今後は2,000店舗、100万人の女性にカーブスに通って頂きたいというビジョンがあります。更に100万人の顧客会員基盤を活かした、書籍・雑誌販売や通販事業、旅行事業など多岐に渡るビジネスへと広げていきます（既に一部のビジネスはスタートしています）。当社では、性別や年齢を全く気にせずチャレンジの機会があります。何より、女性専用フィットネスを展開しているという事で、社員の8割は女性ですし、女性の力なくして当社の発展はないと考えます。

現在の仕事内容、やりがい、今後チャレンジしたいことなどお聞かせください。

私は店舗の業績を上げるためのコンサルタントの仕事をしています。カーブスをさらにたくさんの人に知ってもらうためのイベントや取り組みを現場のコーチと一緒に考え、時には店舗に入ってインストラクターの人材育成や指導を行うこともあります。私が大事にしていることは、徹底的に相手の立場になり、相手以上に考えることです。絶対にあきらめず、相手の可能性を信じ続けて、可能性を探り続けて提案するんです。「下地さんが、そこまで考えてくださったのなら、挑戦してみる。」オーナー様やインストラクターの皆さんがこんな気持ちになった瞬間に、成果を出す組織へと変わります。そういった店舗がどんどん良くなっていくのをサポートできる事が何よりのやりがいです。

実際に働いてみて感じた、会社の社風・風土はどのようなものですか？

カーブスには、人と仕事にまっすぐな社員が本当に多いと思います。もともと、新卒で入った時に、「人の可能性を広げる仕事をしたい」と思って入社しましたが、今まさに、カーブスでそれが実現できていると感じています。お客様はもちろん、自分自身の可能性もぐんぐん広がっていく毎日で、自分の未来にも、わくわくしています。若いうちからチャレンジできる環境がありますし、自分を信じてくれる先輩や上司がいます。担当店舗のインストラクターやオーナー様からありがたい感謝の言葉を頂き、やりがいたっぷりの仕事です。